椎葉村

【2018年活動報告】10/27椎葉村「焼畑雑穀」交流イベント

更新日:

第3回交流イベントは収穫時期の関係で、予定より日程を1週間早めての開催となりました。
前日には雨が降り続いていたので天気が心配でしたが、快晴の中で収穫を行うことができました!

自己紹介の後は、さっそく雑穀料理体験会を開催。
本日のメニューは「ひえ飯」「どぶじゅる」「そまげ」「粟の炒め料理」の4品です。
調理過程やポイントなどを少し紹介します。

「どぶじゅる」と「そまげ」は椎葉の郷土料理。
「どぶじゅる」はみそ汁の作り方と同じですが、細かく刻んだ根菜類や芋類を皮ごと使い、最後にそば粉を入れるとろっとした汁物です。
そのどぶじゅるからさらに汁気が無くなるくらいにそば粉を入れて練ると「そまげ」になります。

「そまげ」を丸めて軽く揚げる

「ひえ飯」は、ひえ以外を先煮立たせ、その後にひえを洗わずに入れるのがポイント。
ひえを洗って炊くと、だまになって美味しくなくなってしまうとのこと。
雑穀によって、美味しくいただくためのコツがあることを教わりました。

かまどで「ひえ飯」を炊く様子

「粟の炒め物」は、炒めた干したけのこ・にら・しいたけ・生姜に蒸らした粟を入れて炒めます。
青木さん流の醤油の多さに皆さん驚いていましたが、他には調味料をいれていないので生姜と醤油が効いた炒め物になりました。

粟にはたっぷりの醤油で味付け

本日のメニュー完成!
雑穀ならではのプチプチとした食感や香ばしい香りが美味しい上に、体にも優しいので良いこと尽くめですね。
ヘルシーなメニューですが、雑穀の力でお腹に溜ってすぐに満腹になりました。

「ひえ飯」「どぶじゅる」

「粟の炒め物」「そまげ」「椎葉のお漬物」

昼食後は雑穀の収穫。
倒れているものもあったので草をかき分けながら実った雑穀を探しました。
数は多くはありませんでしたが、たまに見つかる立派な実が嬉しく、隣に植わっていた小豆も採らせていただけたので、採りごたえのある収穫作業でした!

最後は椎葉のおやつ「小豆香煎」をいただき、一息ついて解散となりました。
椎葉でしか味わえないお料理をたくさんいただき、雑穀に触れ、雑穀を食べ、雑穀を満喫することができたと思います。
ご参加いただきましたオーナーの皆様、ありがとうございました!

次回の交流イベントは最終回12月15日を予定しております。
内容は脱穀作業です!

1日体験参加も可能ですので、ご興味のある方・参加ご希望の方は下記にお問い合わせ下さい。
メールevent@gokase.org/電話0982-73-6366(平日9時-18時 五ヶ瀬自然学校内)

 

-椎葉村

Copyright© 世界農業遺産高千穂郷・椎葉山 山楽校へ行こう! , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.