鞍岡女子会

2019年第1回オーガニックコットンプロジェクト

更新日:

実施日時:9月15日(日)13:00~17:00
参加人数:14名
実施場所:旧鞍岡中学校 図書室
天候:晴れ
参加費:1000円
講師:吉田恵美子氏・大和田順子氏

13:00~ 和綿畑の見学
14:00~ 吉田美恵子氏による講話
15:00~ 休憩
15:10~ 地元住民スタッフによる機織り体験
16:10~ 参加者自己紹介
16:30~ 大和田順子氏によるワークショップ
17:00  終了

開会後、まず和綿畑の見学に向かった。旧鞍岡中学校から、五ヶ瀬で和綿を栽培している地元スタッフの家の畑まで歩き、和綿の実や花を見学しながら吉田恵美子氏に和綿の種の蒔き方や保存方法、適した時期や育て方などを学んだ。福島と五ヶ瀬での気候の違いがあることも前提に、福島での和綿栽培の時期や手入れ方法、和綿は痩せた土地での栽培も適していること、虫が付きにくく育てやすいこと、収穫が大変であることなど、参加者から出る質問に答えながら教えて頂いた。また、見学した和綿の主である地元スタッフが、自分の畑の和綿の発育状況はどうであるか聞き、参考にしていた。和綿畑から会場までの帰りは、沿道に彼岸花が咲く田舎道を歩き、全国の棚田100選に選ばれている棚田の綺麗な景色にも目を向け、気持ちよさそうに歩いていた。講師と一緒に歩きながら話をして、和綿の販売先や育て方などを質問する、熱心な参加者もいた。
 
講話では、先ず、総務省の地域力創造アドバイザーである大和田順子氏より、世界農業遺産についての国内外の状況、高千穂郷・椎葉山地域の取り組みについてのお話。
続いて、大和田氏も関わっている、ふくしまオーガニックコットンプロジェクトについて、主宰者である吉田恵美子氏からのお話。東日本大震災後に『ふくしまオーガニックコットン』を立ち上げた経緯や想い、震災・福島第一原発事故後の福島の地元住民の状況、復興に向けての活動など。日本の在来種である和綿を有機栽培で育て、収穫された綿花を製品化・販売する一連の活動、福島の茶綿を混ぜたTシャツの製品化や、子どもたちへの和綿の人形づくりの体験指導、栽培の仕方を伝えるなどして、福島のオーガニックコットンを幅広い方法で周知・普及することによって、福島の農業・人の復興に繋げてこられた。福島の茶綿を5%混ぜることによってできる、少しクリーム色みがかったTシャツや、和綿でつくる人形、タオルハンカチなどの製品の現物を見せて頂きながらの講演で、参加者は大変興味深そうに講話を聞いていた。
 
機織り体験では、地元のスタッフが機織り機の使い方を参加者に教え、補助した。選ぶ糸や織り方によってそれぞれオリジナルの作品となり、面白そうに機織り体験をしていた。また、地元スタッフが機織り機でつくった様々な作品も見ることができた。
 
その後、参加者全員が皆の前で自己紹介をして、この会に参加した理由やどこから来たかなど、それぞれ話した。自己紹介をしたことによって、現在和綿を栽培しているが育て方やその後の活用法が分からない方や、これから和綿を栽培したいと考えている方、栽培した和綿で製品をつくっていて更に学びたい方など、様々な方が来られていることがわかった。どのような経緯で参加したか、お互いに知り合うことによって、参加者同士の交流も生まれ、また、その場で話が広がり繋がりができ、良かったように思う。
ワークショップでは、3つのグループに分かれ、フォレストピア高千穂郷での活動の展開や、それぞれの思いを語り合った。
・地域の課題を話せる場 生の声
・自然、山奥、人口減少、空気がおいしい、ジビエ
・阿蘇では商品券が出た ネット十問 お得感
・観光の色合いを
・阿蘇の世界遺産 商品券を使ってホテルに泊まれる
・世界農業遺産
・パンフレットの『分科会』参加が難しく感じる
・どんづまり=最先端。 集落←くらしの最小単位
 
閉会後も、和綿から糸を紡ぎだす機械に参加者が群がり、機械を使って和綿を糸にする工程に興味深く、講師に学びながら交互に体験していた。五ヶ瀬町では、初志を受け継ぎながら今後ますます増える耕作放棄地の再利用や手仕事の面白さを通して、地域を活性化しようという目的のもと、昨年から和綿の有機栽培を始めた。第1回は地元の運動会と日程が重なり地元参加者が少なかったものの、今回の試みへの関心は想像以上に高く、配布されたチラシを見た、あるいはネットで検索して知ったという方々が、宮崎、熊本、大分から、初めて五ヶ瀬町まで足を運ばれたりと、非常に価値の高いプロジェクトであると実感した。

-鞍岡女子会

Copyright© 五ヶ瀬FULL里体験&オーナー制度 , 2021 All Rights Reserved Powered by STINGER.