大石

【2019年活動報告】五ヶ瀬ヤボ焼き雑穀
12/1交流イベント④

更新日:

五ヶ瀬ヤボ焼き雑穀交流イベントも最終回となりました。
夏に種を蒔いて秋に収穫したそばを使ったそば打ち体験とタカキビ箒作りをしました!
今回はオーナーさんと地元の五ヶ瀬中等教育学校から8名の学生さんが参加して下さいました(^O^)

まずはタカキビ箒作り。
実を取ったタカキビの穂先や茎を使って一本の麻ひもで編んでいきます。
芯になるタカキビの周りに茎を並べて固定する作業がとても難しく、作業しながらポロポロと落ちたりします(+_+)
昨年も参加された方は感覚が残っていたようで、初心者の方に手順を教えながら一緒に作っていました。
難しい作業ですが、最初の難所を突破すれば、その後は単純な繰り返しです。

完成した後は記念撮影をしました!

メインのそば打ち体験。
昨年よりそばの実が小さかったためそば粉にするのに苦労したそうです。
集落リーダーの里恵さんが手配して下さったおかげでなんとかイベント当日に間に合いました!
そば打ち講師は昨年同様、西原村「風流」の吉岡潤さんにご指導いただきました。
職人技を間近で見ることできました!

二人一組になってそばを打っていきます。
粉に水を加えてこねた後、一まとめにするときにできる皺「へそ」をなくして綺麗な丸にする作業は素人には簡単にできません。
吉岡さんの手際を見ると、ひび割れも何もないつるんと綺麗な生地になっていました。
丸めた後は手のひらやのし棒を使って均等な厚みのまま薄くしていきます。
参加者の皆さんも薄くてきれいな円形に伸ばしていました!

最後はそば包丁で細く切っていきます。
均等に...細く...と思っていても、いつの間にかうどんのように太くなっていました(;^^)
細いそばや太いそばなど、それぞれ個性のあるそばが完成しました!

完成したそばと雑穀料理で夕食交流会。
雑穀料理は里恵さんをはじめ、隣町や熊本から応援で来られた方々が作って下さいました。
そばの実の炒め物、そばの実と春雨のサラダ、そばぜんざい、そば湯など…そば尽くしのメニューでした!
どれもとても美味しかったです(*'ω'*)

本オーナー制度では、集落リーダーの里恵さんとご両親が中心となって畑の管理や収穫をして下さいました。
しかし、天候や気温、鹿や猪などの状況によって急な人手が必要なことが多々ありました。
そのたびにオーナーさんや隣町の方々が駆けつけて下さり、ご協力を頂いたおかげ様で無事に五ヶ瀬ヤボ焼きオーナー制度を終えることができました。
皆様、お手伝いいただきありがとうございました!

☆お知らせ
来年度は少し形を変えてオーナー制度を継続する予定です。
各集落で頑張っている方々の活動に力添えができるよう、この二年間で出来た繋がりを大切にしながら活動を進めていきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします!

来年度の詳細やチラシができましたら、オーナー制度HPや五ヶ瀬自然学校FBで告知します!

-大石

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