世界農業遺産(以下GIAHS)「高千穂郷・椎葉山域」を巡る春のフットパスイベント、今日3月末日は五ヶ瀬町桑野内コースでした。
新燃岳噴火が小康状態の、宮崎県南は小林市からバスをチャーターしてのグループを筆頭に総勢21名。
地元の案内人と語らいながら、絶好の行楽日和の中を約3km歩きました。
このコースの特徴は、道端のあちこちに食べられる野草があること。
ノビルやユキノシタやフキノトウなどが大豊作で摘み取りながらのフットパスはなんともの〜んびりした感じでした。
ミツマタの花が桜に負けず満開を誇る様も非常に貴重な光景でした。
桑野内が日本に誇る釜炒り茶の茶畑も、1月後の八十八夜を前にスタンバイな様子が、アポなしで立ち寄った宮崎茶房さんでのおもてなしで実感され、お土産に釜炒り茶を買うゲストの方が続出。
摘み取った野草は食事時に、全国的にも珍しいログハウスの公民館で自分たちで天麩羅に揚げて、皆で楽しくいただきました。
幾度も歩いているコースですが、参加者の興味や関心が違うと、また新鮮な印象となります。
これもフットパスの醍醐味でしょう。
明日4月1日は、枝垂れ桜の聖地、宮野原を歩きます。