【活動報告】11月4日 大人フットパス

投稿日:2018年11月5日 更新日:

本コースは先月下旬にコース選定の初踏査したばかりの、出来立てほやほや。まだ看板や標識は立っておらず、マップすらできていません。
急遽参加された高千穂のフットパスファンの方を含め、地元の方々など8名で、寄り道や思いつきコースなどを楽しく歩きました。
九州で唯一残る農村歌舞伎「大人歌舞伎」の館からスタート。
最初の見どころ「岩井川神社」の307段ある階段を、ふうふう言いつつ登りきると、ひんやりした境内で立派な御神木たちに迎えられました。

大人集落は、その一帯がもとは採石場であり、神社の階段に、まずはその片鱗が見られました。幅10mはある石段の一部が、なんと切れ目なしの一枚岩なのです。
それは、これから目にするあたりの民家にも言えることで、立派な石段と基礎部分の堅牢さに、思わず見とれてしまうほど。
聞くと、築100年以上の古民家が集落だけで25軒もあるそうです。
もちろん、柱や梁なんかも立派そのもので、いかに豊かな環境で生活を営まれていたかが、すぐにわかりました。

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大人集落は全体がすり鉢状の地形に、その縁を民家が立ち、斜面は棚田や畑になっています。
縁を歩いていると集落が360度、パノラマ展望ができ、斜面を降りると、その高低差を楽しめるという、非常にバリエーションに富んでいます。

加えて、地元の方々がとてもフレンドリーで、思いつきで通ったコースが、なんと民家の軒下を抜けるにもかかわらず、事前に話してないにもかかわらず、とってもウェルカムな笑顔で接してくださいました。
縁側でいただく日之影名産の次郎柿、手作りの漬物など、絶品そのものでした。

今後、もしも春にイベントを催すならば「大人歌舞伎」の演日に合わせて、というリクエストが出ました。
聞くと、4月第4土曜日だそうです。来春の大人フットパスをご希望の方は、今からカレンダーに印をつけておいてください。

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