【活動報告】11月10日五ヶ村フットパス

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天照大神が天岩戸からお出になられた際に日が最初に差したことからついた「日差尾(ひさしお)」など、神話にちなむ名前もある5つの小さな集落からなる五ヶ村。
地域おこしにも熱心に取り組まれ、数々の賞に輝いたりしています。
また、集落全体で100歳以上が5人もいるという、ご長寿集落でもあります。
集合場所である「神楽の館」を出発し小径を登ると、すぐに絶景があらわれます。

集落のソウル・スポットである歳(さい)神社は、以前は違うところに強制的に移設されたのを、やっぱりここじゃないと!という集落民の強い思いがあって、呼び戻されて建てられたとのこと。
小さな社に狭い境内ではありますが、ここの紅葉は今秋に実施したフットパスの中でも、迫力と美しさでは間違いなく随一と言えるでしょう。

日陰(ひぞえ)からコミュニティバスの通るメインストリートを時計回りに歩くと、夜神楽で使われるお面(高千穂では「おもてさま」と呼ぶ)を作る工房があります。
親子3代が、主に夜神楽の主役級である「タヂカラオノミコト」と「アメノウズメ」を手がけています。
せっかくなので、中にお邪魔して製作風景や陳列棚などを見せていただきました。

コース2度目の絶景ビューポイント。
そこに一人の老人が...見ると、集落というより宮崎県の最高齢者として、先日県知事から表彰され、テレビでも取り上げられた高藤さんのおじいさんが、ぼくたちを柔かな笑顔で迎えてくださいました。

五ヶ村の大きな特徴は、このぼのぼのさんが提供してくださるフットパスランチ。
他所と大きく異なるのは、他所が煮しめや田舎風郷土料理なのに対して、洋風のおもてなしとなっているところです。
もちろん食材は、ほぼ高千穂産のものを使っていて、お米は今回の案内人である藤木哲郎さんの田んぼのヒノヒカリです。
参加者の皆様も、すっかりランチの虜になったようで、「これは珍しいし、色合いも素敵で、何より美味しい。また食べたいから、また春にも申し込みます」と口々に仰っていただきました。

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