2022春めく!フットパス:五ヶ瀬・桑野内コース報告

投稿日:2022年6月20日 更新日:

春のフットパス報告:五ヶ瀬・桑野内コース

第2回は五ヶ瀬町の桑野内コースです。
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桑野内フットパスは、地域住民の理解が早く、受け入れ態勢が整ったと言えるのと、スタート地点にある五ヶ瀬ワイナリー、ワイナリー駐車場から望む阿蘇五岳の雄大な風景が、大きな魅力になっているからでもあるのです。
案内は地元で生まれ育ち、五ヶ瀬町の諸行事でお世話になり続けている興梠春男さん。雨は上がったものの桜の開花が予想してたより遅れ、なるべく春を感じるコースにアレンジしてもらいました。
桑野内も宮野原同様に枝垂桜を筆頭に春の花ばな、そして道端に咲く小さく可憐な植物群が、訪れたものを楽しませてくれました。
参加者の中には、食べられる野草を目当てに、スコップとビニール袋を持参して歩く人がいたり、改めて多種多様な里山の歩く楽しみ方が、徐々に浸透していることを感じさせられました。ノビルやフキノトウ、椿の花弁など、もはやポピュラーな食材として、参加者にも認識されているようです。
日本でも屈指の釜炒り茶生産地の五ヶ瀬、その中でも品評会で数々の受賞を誇る宮崎茶房では、目下カフェと茶炒り体験場の設備を併せ持つ建物が建設中であり、リピーターたちを驚かせていました。
古戸野神社を参拝したのちに神社から徒歩5分。昼食の場である横通公民館に向かいました。
桑野内フットパスの名物は、地元食材を使った郷土料理で知られる食品加工場「よこっちょ」主宰の甲斐一子さんによる、ビュッフェ形式の大皿料理。
先述したのびるやフキノトウはすでに天ぷらや和え物として守られていたのが、何より春を強く感じさせられました。全部で10数品もの料理を、長蛇の列を作って自身のお皿に盛り付け、めいめいのタイミングでいただきつつ、参加者同士の交流を和気藹々と深めることができました。
玄関脇では、地元で窯焼きパン工房を主宰する『樂流』が出張販売。五ヶ瀬が誇る名水百選の妙見水で捏ねあげた数種類のパンやピザは、参加者たちによって次々に買われていきました。

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