春めく!桑野内フットパス2023春報告

投稿日:2023年4月2日 更新日:


宮野原フットパスと並んで、最も初期に整備された本コース。それだけ、地域住民の理解と協力が早く、受け入れ態勢が整ったと言えるでしょう。
スタート地点にある五ヶ瀬ワイナリー駐車場から望む阿蘇五岳の雄大な風景が、大きな魅力になっているからでもあります。
案内は地元で生まれ育つ興梠春男さん。枝垂桜の満開時期にかろうじて間に合ったこともあり、なるべく春を感じるコースにアレンジしてもらいました。桑野内も宮野原同様に、コースのあちこちに枝垂桜や山桜、菜の花などが参加者を待っていてくれました。
日本でも屈指の釜炒り茶生産地でもあり、茶畑が広がる中、阿蘇山の遠望をも含めての風景は絶品そのもの。場所と天候によってははるか長崎の雲仙普賢岳も見ることができる、展望屈指なコース。
茶畑の向こうには全国のお茶品評会で数々の受賞を誇る宮崎茶房が。茶炒り体験及びイベントスペースにて、多くの種類のお茶をいただきました。販売もしており、宮崎さん自らがお茶の説明をしてくれ、参加者らは熱心に説明を受けながら、こぞって買い求めていました。
見事な神木が境内裏に控える古戸野神社を参拝したのちに、昼食の場である横通公民館に。全国でも珍しいログハウス構造の公民館は、宿泊も可能です。
桑野内フットパス食の名物は、地元食材を使った郷土料理で知られる食品加工場「よこっちょ」主宰の甲斐一子さんによる、ビュッフェ形式の大皿料理の数々。道端などで積まれた野草はすでに天ぷらや和え物として盛られていたのが、何より春を強く感じさせられました。
他にも10数品もの料理、長蛇の列を作って自身のお皿に盛り付け、めいめいのタイミングでいただきつつ、参加者同士の交流を和気藹々と深めることができました。

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