行き場をなくした仲間が
身を寄せた施設のこと
Case3. 西原村
にしはらたんぽぽハウス

行き場をなくした仲間が身を寄せた施設のこと
case3.西原村
NPO法人にしはらたんぽぽハウス

NPO法人にしはらたんぽぽハウスは
障害者や生活困窮者が仕事を通して少しでも自活できるように支援をする施設です
他にも制度の外に溢れてしまっている人たちも手助けしています

「家庭的であるように」と運営がはじまって8年
ひとりひとりの個性が尊重され、みんなが助け合いながら
自分たちのペースで歩んできました

季節にあわせた農作業、その作物や廃棄となってしまうものを譲り受けて
加工、商品化し販売する仕事、地域のひとへ安価で提供する食堂、模擬店
また廃品回収など、どれもみんなにとって大切なもの
そして、ここを維持していく上でもとても大切なものでした

そこに震災
みんな無事でしたが
職員も含め家を失う仲間、道が寸断され孤立する仲間が出ました
たんぽぽハウスは建物こそ一部損壊ですみましたが
土台は地割れが走り危険な状態でした
しかし、行き場を無くした仲間の避難場所になりました
そして、通常の作業をすることが出来なくなりました

断水に停電、混乱の最中
ここは道ひとつはさんだ向こうに村役場があったため
被災者やボランティアなど様々な人が集まってきました
そこで、施設の一部をボランティアの宿泊や休憩場所として
民間の支援物資を積極的に受け入れる倉庫として開放しました
そして、無料での炊き出しもはじめました。
自分たちの分をつくるのだから、手間は一緒だからと
誰もが温かいご飯を食べられました

その合間には、自分たちが知らない障害者が他にもいるのではないかと
一軒、一軒、家を訪ねました
分け隔てなく物資や食事の提供、配達も行いました
1ヶ月近く、休むことなく

震災後2ヶ月
現在は加工品作りと安価な食堂など一部の仕事が再開しました
食事の配達などの支援活動も続けています

田植えの時期が遅れ今年はもう米は作れません
畑もほったらかしになっています
B級品をいただいていたイチゴ農家が被災してしまい加工品の材料が手に入りません
「道の駅萌の里」が営業できないため加工品の唯一の売り先を失いました
通常の作業が出来なかったため国からの手当てが付きません
基礎の修繕に高額の費用がかかります

まだまだ日常を取り戻すことが出来ません
ご支援ください。

西原村は、家が片付かない、農作業が間に合わない、事業が再開出来ない人が沢山います…
熊本復興 人間力募集プロジェクト

tanpopoNPO法人にしはらたんぽぽハウス
西原村の役場と同じ敷地内にある障害者自立支援施設。心の癒しの場として誰もが気軽に立ち寄れる「あったかい家」を目指して活動中。

FB-FindUsonFacebook-online-100_ja_JP

money_yen_coin3施設修繕のため義援金受付中!
肥後銀行 大津支店 普通口座 1963850
NPO 法人にしはらたんぽぽハウス
理事長 福永一之(ふくながかずゆき)

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