ひとりで200人分の食事を
確保し続けた人のこと
Case4.熊本市東区
自治会長広重さんとその友人角田さん

ひとりで200人分の食事を確保し続けた人のこと
Case4.熊本市東区
自治会長広重さんとその友人角田さん

震災直後の混乱の中
届くことになっていた配給が届かない
届いても数が足りない
自治会長さんの担当する団地には186世帯360人が暮らしていました
その内100世帯以上が単身の高齢者
もちろん要介護者もいます

「どこかに配給があまっているはずだ」
自治会長さんは昼夜問わず、あらゆるつてを使って情報を集め
どこへでも、ひとり車を走らせました
食べ物を探し、確保し、配給しました
分けてもらえないことも、足りないこともありました
その時はある物だけで飢えをしのぎました

水の確保にも苦労しました
配給の水は1日2ℓ
自治会長さんは近くの水源地までポリタンクを持って
何度も水を汲み、運び、配給しました

地震での混乱は収まりましたが、孤独な高齢者や要介護者がいます

熊本復興 人間力募集プロジェクト

まだまだボランティアが必要です!様々なニーズがあり日に増えています