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新しい西原村を創り上げようと
動き続ける人びとのこと
Case11.西原村
西原村rebornネットワーク 藤本さん

新しい西原村を創り上げようと動き続ける人びとのこと
CASE11. 西原村
西原村rebornネットワーク 藤本さん

地面の隆起・陥没などが多く発生
場所によって、舗装がめくれ上がりスキーのジャンプ台のようになっていました
避難所に支援物資が届き始めたのは17日午後になってからでした

4月29日、西原村ボランティアセンターが設立され、初めてボランティアを受け入れました
運び出された家財の運搬、個人では手の施せない敷地や田畑の雑草の刈り取りなど
復旧活動の範囲は多岐にわたっています
現地に行き、目に入ることが、その日その場における「今やること」でした
一時期より依頼数は減りましたが、この方面でのボランティア活動は今なお続いています

組織運営のノウハウを持った方々が支援に来られました
主体性を地元に持たせながら、適切なタイミングでの助言に、大いに助けられました
優れた個の力がなければ困難を突破できないこと
一人では大きな物事を動かすことはできないこと
日々実感しながらの場当たり的なボランティア活動を続けました
全国から志願してこられる、時には1日に300名を超える多くの熱意あるボランティアの対応からも
得られることは大きかったと思います

やがて、将来的な目的を見据えた上で
「今やること」を考えながら進むべき時期であることを感じるようになりました
「今やること」とは、ボランティアの「ニーズ調査」
被災者からじっくり話を聞いて、潜在的なものも含めて
生活上の困難を判断する必要が生まれました
たとえば、仮設住宅の入居開始による「避難者の孤立」問題をどうするか
たとえば、ボランティアスタッフの入れ替わりと体制と運営方法の整備はどうするか
などです

ニーズの変化に対応しながら試行錯誤を続けました
無力な私たちは、小さな力を合わせるしかないのです
私たちが目指すべきは、元通りにするというより
私たちの手で新しい西原村をつくりあげることだとの思いに至りました

「西原村rebornプロジェクト」を立ち上げました
となり近所や地区の人びと、消防団、いつもの地域の力…
様々な団体や個人をゆるやかにつなぎながら
新しい西原村、新しい人生を、村民自身の手で創りあげていくための連携です
「西原村ボランティアセンター」統括から、「西原村rebornプロジェクト」取りまとめ役へ
スタンスは変わりましたが、メンバーの変わった西原ボラセンを側面支援する姿勢は変わりません

「西原村の何が美しいのか?」
この問題をつきつめて考え、正体を見極めるべく、それぞれができることを、自分の得意なことで、できる範囲でやることこそが、真の復興、再生につながると、強く信じています

災害ボランティア活動は来年以降も、まだまだ続きます
「西原村rebornプロジェクト」は、まさに始まったばかりです
まだまだ皆さんの力が必要です

*「西原村rebornプロジェクト」は、現在、「西原村rebornネットワーク」に名称を変更しました
*この文章は、2016年9月7日の取材をもとに書かれています。

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