「大石」ヤボ焼雑穀栽培

田畑や草原は、人が手を掛けて保たれている物で、放置すれば直ぐに荒れた山になってしまいます。
「ヤボ焼き」は草を刈り、その草を焼くことで肥料とし、同時に雑草の繁殖を抑える昔ながらの農業手法です。
そこで雑穀を栽培します。

 

集合場所マップ
https://goo.gl/maps/bnjscZthQ8DyKvRdA

大石公民館
〒882-1203 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字三ヶ所

 


 

【調査研究報告】五ヶ瀬中等教育学校 黒木惠介(2020年卒)

研究テーマ「古-いにしえ-の力を借りて」~雑穀で耕作放棄地の減少を目指して~

この研究は「耕作放棄地」という野菜等の栽培をやめてしまった農地を「雑穀」の栽培を通して再興させようと取り組んだものです。

2018年の五ヶ瀬「一畳焼畑」オーナー制度に参加して、実際にそばを作ってみました。

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ワークショップでは300㎡強で約15㎏の収穫があったので、五ヶ瀬町にある耕作放棄地全体(参照:農林水産省)でそばを作った場合、単純な試算で約230㎏の収穫が予想できます。この予想収穫量だと、およそ49万5000円の売り上げが見込めることにもなります。(詳しくは動画を適宜止めつつご覧ください。)

私はこの結果にとても驚きました。なんといっても、栽培をしていない=収益が発生しない 土地で雑穀栽培を行うことで、49万円もの売り上げが出る可能性があることが分かったのですから。

ここまではお金・収益に注目してきましたが、そもそも雑穀は小さい粒の中にたくさんの素晴らしい栄養素を含んでいて、とても体に良い食べ物です。そのため、”自分が持っている放棄地の規模で栽培しても収益を上げられない”と思った方も、自分が食べる用として栽培を始めてみてはいかかでしょうか。小規模でも構いません。雑穀を栽培することで、畑を荒らすことなく自分の健康も整えることができます。

しかし、いきなり自宅での栽培を始めるのも不安が大きいと思います。

そこで、本年も開催されます「大石集落」ヤボ焼雑穀栽培オーナー制度 に参加されてみてはどうでしょうか?

 

皆様のご参加、お待ちしています!

 

拙いですが、研究に関して何かありましたらお気軽に以下までご連絡ください。

https://www.facebook.com/keisuke96ki


 

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