春のフットパス:高千穂・五ヶ村コース

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春のフットパス:高千穂・五ヶ村コース

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五ヶ村は高千穂の中心である三田井から岩戸に向かう県道の途中に位置します。5つの集落から成立しており、仲が良く、過疎対策にもいち早く総出で取り組んだ集合体の集落です。
古民家を移築して作り上げた「神楽の館」や隣町から解体して移築した石蔵、リニューアルを済ませて再オープンした湯どころの施設などがあって、村起こしの継続的な試みで国から表彰もされています。
案内人の藤木哲郎さんは、そんな高千穂で様々な振興活動をしており、地域密着型文芸誌『かなたのひと』等の出版物も編集・刊行されているなど高千穂にはなくてはならない人物。
今回の案内にあたっては、自分で撮影した鳥の写真を持参し、あちこちで鳴く春の鳥たちの解説も、してもらいました。
当日の空気はちょっと肌寒いくらいであり、まさにフットパス日和でありました。
集合場所である神楽の館で受付を済ませ、簡単な自己紹介と足の運動をして出発。
まずは、神楽の館隣に日之影町から移築された石蔵である千人の蔵の由来から。もともと集落事情で石蔵を持つことに強い憧れがあったそうで、皆が1万円ずつ出し合って千人の寄付を集めて石蔵を作ろうという行動からこの名前が付けられたというエピソードは、参加者が五ヶ村集落の絆のようなものを感じる導入として、非常に有意義なものでした。
ここから坂を登り、最初の絶景地、そして集落の魂の拠り所である歳神社へ。さらにすり鉢状な地形に平坦に右カーブを描く町道へ。この町道から見渡す棚田と山々が織りなす風景は絶景と言ってよく、特に今年は山桜やソメイヨシノを始め花々があちこちで満開となっていました。
沿道に咲く桃や二輪草などの花を足を止め、各自のスマホに収めながら歩き進むと、軽トラが多く駐車しており、集落の男性がたが、これから始まる田植えに備えて用水路の一斉清掃をしているところでした。顔なじみの方々ばかりで、藤木さんとの談笑は、そのまま参加者たちとの和やかな交流につながっていき、集落の人との触れ合いを目的の一つとするフットパスならではのひとときだったようです。
できるだけ集落の風景的な魅力を味わうよう設定されたコースを、気持ち良くそれぞれのテンポで歩きながらも大きく乱れることなかったのは、タイミングを計って解説してくれた藤木さんの配慮にもよるところが大きかったと言えるでしょう。
約2時間のフットパスを済ませて、神楽の館に到着。昼食会場の駐車スペースの関係上、全員の車が置けそうにないため、車を数台置いて分乗し、昼食会場の『結いカフェ』に向かいました。
棚田の一角に、西洋風でありながら風景とマッチしたような一戸建て。『結いカフェ』は観光ガイドブックにも紹介されるような、自家栽培の自然食材を使ったランチが大評判のレストラン。ガーデニングも料理に負けず劣らず素晴らしかったです。
オーナーからの食事内容の説明の後に、唱和。味付けや盛り付けは全員に大好評でした。

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