春のフットパス:日之影・大人コース

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春のフットパス:日之影・大人コース

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 コース地元である日之影町大人出身の小川さんが案内人。観光協会の事務局長ということもあって知識は豊富。資料も完備していただきました。天候にも非常に恵まれたフットパスでした。
 大人歌舞伎の館からまずは307階段で知られる岩井川神社へ。特に、社殿近くの数枚の石段は幅3.64mの1枚岩でできています。
 神社境内の杉木立ちも素晴らしく、集落の鎮守の森にふさわしい佇まい。参道脇のツツジの花が、美しい花を咲かせていました。
 本殿脇からの細道を下ると、すり鉢状の集落地形がパノラマ状に眼下に。竹林では美味しそうな竹の子が地上に芽を出しており、鹿対策に罠が仕掛けられていました。
 大人集落は、江戸時代には石切り場が3箇所あり、阿蘇噴火の際に生まれた頑丈な花崗岩が多数産出されたところであり、多くの家の基礎にも使われていたそうです。築100年を越す古民家が24軒もあるのも納得。そのうち、岩井川神社に最も近い民家に立ち寄りました。ご主人の逝去によって今は85歳のお婆様一人でお住まい、営まれていた民宿をやめてしまったのが残念ですが、家はきれいに保たれており、梁や柱の立派さは誰もを感嘆させていました。明治の頃につけていた日誌の原本には、明治10年に西郷隆盛の名前を認めることができるなど、古民家や歴史の好きな人にとっても魅力的なコースであることを再確認。
 朝の冷気が陽が昇るにつれて気温は上昇、人によっては汗がにじむほどに。次は、明治4年に改名するまで「大日止(おおひと)」であった証拠の地蔵尊と、戦国時代の武士の甲斐宗摂(そうせつ)」の墓石、宮崎県巨樹百選のイヌマキなどが凝縮する場所、そして甲斐宗摂の正妻だった通称おひや様の墓、農民歌舞伎の舞台が敷地内に作られている大人(大日止)神社へ。その歌舞伎の舞台で参加者に見栄を切ってもらい集合写真。大人フットパスならではのものと言えます。
 ここで朝のお茶休憩。軽トラックに並べられたのは、しかし昼食と言っても差し支えないような豪華な地産地消の品々。どれも美味しく、特に大根の漬物には女性参加者がつくり方を尋ねては、しきりにメモを取っていました。そして、大幅に時間を費やしたこともあり、小川さんが準備した名所説明の後半部を割愛せざるをえず、その点は少々残念ではあったが、次の機会にということで発想を切り替えていただけました。
 大人歌舞伎の館に戻り、御膳設えの昼食を皆でいただいたのですが、先述のお茶休憩ですでに満腹となった参加者が半数近くおり、お弁当だったこともあって皆そのまま自宅に持ち帰りました。

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