世界農業遺産(以下GIAHS)「高千穂郷・椎葉山域」を巡る春のフットパスイベント、4月8日は高千穂町秋元コースでした。
正規のコースが現在工事中につき、案内人の飯干淳志さんが急遽即席でこしらえてくれた、いわゆる「今回限りの特別コース」を歩きました。
急遽なのに地質や植樹と、斜面を巧みに耕した畑など集落人の営みとの関わりが非常にわかりやすいコースであり、そこは地元を隅々まで熟知した上に海外のフットパスコースの体験も加味された、飯干さんの組み立てと説明とが絶妙だったからに他なりません。
高低差が大きい割に道は険しくなく、途中途中から望む新緑溢れる絶景や崖の可憐な野生の花に、皆が歓声を上げて喜んでいました。
お食事は地元の古民家を改装した「しんたく」にて。地小麦を使ったうどんを始め、ちょっとした御膳に大満足なフットパスでした。
今週末の14日(土)には諸塚村の七ツ山コース、15日(日)には日之影町の鹿川コースを歩く予定でおります。申し込みはまだ受付可能なので、この機会に是非とも。