2024年3月23日「しだれ桜の里」五ヶ瀬町宮野原フットパス

今年は何だか暖かいので、きっと桜も早く咲くのでは?
ということで、3月23日に枝垂桜で有名な浄泉寺周辺を歩く、フットパスを行います。
今回は、地元の若手の皆さんにもご協力いただきます。
ご飯は218号線沿いの「くるん」にお願いし、五ヶ瀬の春を感じられるようなお昼ご飯をいただきます。定員は限定20名!皆様のお申し込みをお待ちしております。

【報告】

2024年3月23日(土)五ヶ瀬町宮野原コース
参加者:9名
事務局:杉田、小林、岩谷
外部スタッフ:2名
ガイド: 垣内氏・芥川氏
天 候 :曇時々小雨

【スケジュール】
09:30 Gパーク集合 (9:00~受付)
09:45 準備体操・自己紹介・フットパスに出発
12:00 移動・昼食交流会
14:00 解散

【振り返り】
宮野原コース春の見ものは五ヶ瀬町の町樹と言っても差し支えない枝垂桜。今年2月の暖冬続きで、ひょっとして開花が早まるのでは?と予想してのこの日程だったが自然は読めない、残念ながら3分咲きで止まっていた。
昭和31年の三カ所村・鞍岡村の合併で誕生した五ヶ瀬町。住人の気持ちを一つにとの願いを込め、樹齢350年の浄専寺の枝垂れ桜を親として枝木を全家庭に配り、庭や敷地内に思い思いに植えた幼樹が67年を経て立派に育っている。
どこかの公園とかではなく町内どこに行っても美しい春を拝めることが徐々に評判となり、遠くから見物客が訪れるまでに。
そんな中でも宮野原集落は先述の浄専寺のある、枝垂れ桜の中心地。2024年最初のフットパスには9名の参加者が集まった。案内は宮野原地区を支える若手のお2人が担当。
雨予想がなんとか持ち堪えた中を約4km、地域の説明や思い出話などを聞きながら歩いた。
年末には夜神楽と相撲などが開催される宮野原周回センター。立派な土俵の前で自己紹介と準備運動をして出発。道には菜の花をはじめ春の花が路傍に見られたり、遅く咲いた梅の花などが参加者を楽しませていた。枝垂れ桜も場所によっては8〜9分咲いている箇所があったので、そこに差し掛かるとスマホのフラッシュが何回も光ったり、個々で記念撮影をしたりと賑やかだった。
お茶畑の小道を抜けて浄専寺へ。枝垂れ桜は、まだまだこれから。境内の隣には五ヶ瀬の釜炒り茶の発祥となったお茶畑もあり、菜の花に囲まれて目に鮮やかだった。
道の途中では地元の方々が案内人を見つけて、参加者との交流の機会が見られたのもフットパスの大きな効果と言えるだろう。
眺望の素晴らしい鳥の巣棚田を横目に、棚田の続く下り道へ。こちらも典型的な里山風景が広がり、参加者たちに好評。
スタート地点に戻り、車移動してランチ会場へ。五ヶ瀬町在住の女性が日之影町の友人と共同で営む『くるん』にて、地場食材を使ったオーガニックランチをいただいた。
参加者からは、満開の頃にまた訪れたいという感想が多く聞かれ、五ヶ瀬は枝垂れ桜の里という評価を改めて実感するフットパスであった。

【参加者の声(一部)】
「雨が本格的にならなくてよかった。枝垂桜は残念だったけど、また来る楽しみができた」
「五ヶ瀬の枝垂桜は熊本でも有名。2分咲きだったけど満開時期に訪れた時の感動を思い出しながら、楽しく歩かせていただいた」
「地産地消ながら女性ならではの細やかでオシャレな盛り付けのランチが美味しかった。満開の時期にまた来て、こちら(くるん)でランチをいただきたい」
「個人で訪れることが多かったけど、こうやって初めての人たちと打ち解けながら一緒に歩くのも楽しいものだと思った」

スタート地点の集落センター
まだ3分咲き!
メインの桜は0.5分咲き!
ここは5分ぐらい咲いていました! 傘は持って行きましたが持ちました! くるんの特別ランチ!