2024年3月9日本ミツバチのウト(巣)づくりワークショップ

宮崎県多様な学びネットワークで、日本ミツバチの巣箱づくりを行います。
日本ミツバチの自然養蜂をやって見たいけれどもやり方が分からない。
実際にやって見たけれどもうまく行かない。
という前向きな方と、毎年失敗しながらもやり続けているベテランを繋ぎ、
ポリネーターとして優秀な日本ミツバチを養う楽しさを多くの方に知っていただき、
自然養蜂の文化および日本ミツバチを絶やさないようにしたい、
という目的で、一番難しいと思われる巣箱(ウト)づくりを協働で行っております。

日本ミツバチの自然養蜂の始まりは、643年に百済人の余豊が奈良の三輪山で養蜂を試みたけれど、
失敗に終わったという記録が日本書紀に書かれているという事です。
実に1380年間も続けているのに、未だにうまく行かない事なのです!
だからこそ、ミツバチが巣箱に入った時はすごく嬉しくなり、とても可愛い存在となります。
ベテランと交流しながら皆さんも日本ミツバチの自然養蜂にチャレンジしましょう!
材料の関係もあり限定15箱です。基本的には1家族1箱のお持ち帰りとさせていただきます。

【報告】

場所:五ヶ瀬の里キャンプ村&ゲストハウス
スタッフ:杉田英治、岩谷智友璃、杉田遼河
講 師: 飯干金光
材料調達:梅田義輝
参加者:19名
ボランティア:3名
天 候 :晴

【スケジュール】
09:30 五ヶ瀬の里キャンプ村&ゲストハウス集合・受付
10:00 開会・作業開始
12:00 昼食交流会
13:00 作業続き・振り返り
14:30 閉会・解散

【振り返り】
高千穂町秋元集落で50年程日本ミツバチの自然養蜂を行って来た飯干金光さんの指導の下、横置きタイプの巣箱を作成した。宮崎市、日向市、延岡市など広範囲から来ており、小学1年生から70代まで幅広い年齢の方が参加した。材料は事前に諸塚村でやはり50年程養蜂を行っている諸塚村の梅田義輝さんにお願いし、諸塚産の葉枯らし材(天然乾燥した杉)を利用し揃えていただいた。1年生の男の子もお父さんと一緒にインパクトドライバーを使い組み立てた。参加者全員とLINEアドレスを交換し、日本ミツバチプロジェクトというLINEチャットに登録。日常的に養蜂に関する情報交換が出来るようにした。このチャットには、飯干金光さんと梅田義輝さんの他、椎葉村の尾川亀次さんも講師として参加している。完成したら蜜かすを溶かし煮詰めた液体を臭い付けとして箱の内側に塗り込み完成。箱の置き場所や置き方、管理の仕方などを共有し解散した。


巣箱について説明
親子で巣箱の組み立て
インパクトドライバーを使いこなせ!

お弁当
出来た巣箱に蜜蝋で香り付け 皆さん、立派な巣箱が出来ました!