What Can You あなたにできること

What Can You
あなたにできること

たくさんのご支援ありがとうございました。
瓦礫の選別や撤去作業、農作業、ニーズ調査、特産品の販売、ボランティア活動を続けるための支援金、お店やペンション、施設を再建するための義援金などなど、
皆様の人間力が多くの方の助けになりました。
以下の報告書を掲載しております。ご高覧下さい。
平成28年度熊本地震災害支援報告書

学びのある観光農業交流全体-01

2017年度 熊本地震復興「学びのある観光」

五ヶ瀬自然学校は、全国の様々な方の支援を受けて
平成28年4月17日より12月18日まで熊本地震災害・豪雨水害の緊急支援活動を行いました。
約40トンの支援物資を被災地に配送し、延べ1,752名のボランティアを派遣しました。

平成29年度は農家さんと交流し、今後も助け合える関係が作れるような活動を行いました。

 【西原村】農家さん2017.8.28  

それぞれ350平米、2,000平米、5,000平米くらいの三つの畑を持っている。

畑に隣接した家は解体して、自分らは今は熊本市内に移り住んでいる。

急ぎということではないが草刈り、作業支援者が現れた時に対応してくれれば非常にありがたい。

 【西原村】農家さん 2017.8.3  
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合計6反程度の畑と田んぼの作業が追いついていない状況。 田んぼの方は、畝の一部(約10m)が崩落しています。 応急措置として田んぼの植え付けのサイズを変えていますが、崩落した部分の補強はいずれ自分でしなければなりません。 田畑共に草刈り・竹の伐採をできずにいて、生い茂った雑草のもとにイノシシが住み着くといった悲惨な状況です。 秋になるとマムシの毒が強くなるため、それまでに作業を終えたいそうです。
 【西原村】米口農園さん2017.7.21  
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震災の影響で一番困らされている場所は、かつて梨園だったところです。りんご園への転作を考えていますが、梨園の時に作ったハウスの支柱周りの土・石ころの除去作業が大変で、草刈りも必要とのことです。また、他の田んぼや畑も、草刈りと井手さらいをしなければなりません。

その他、幾つもの作業を抱えており、できるだけ早いうちにお手伝いが必要です。

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【ボランティアさんによる作業報告 8月28~29日】

依頼された農家さんはご夫婦でニンニクづくりをされています。
いくつか畑や田をもっておられますが、手が回らず野草に覆われた田に手を焼いていたそうです。

地震前はできていたことも、日々の生活の復旧などで時間がとれず、あれよあれよと草は伸びていく。
しかし公的な支援はなく、困っておられる農家さんはあちこちにいらっしゃいます。

今日は炎天下。休み休みの作業でしたが、まだ半分も終わっていません。
草刈り機初心者には、高いハードルですが、明日も精一杯頑張ります!

我こそは草刈り機のプロという皆さん、ぜひ応援お願いします。

朝倉、東峰、日田、添田にももちろん、手が必要なところもありますが、今の熊本の農業を支援することで、福岡の被災地に活かせることが見えてくるはずです!
農業を大切にすることは、未来につながると思っています。

継続的な支援が必要です!

 【南阿蘇村】ブルーベリー農家さん 2017.7.21    
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ブルーベリー農園を営んでいて、約1500本も栽培している農家さん。 例年は東海大学の学生がアルバイトとしてお手伝いに来ていましたが、地震以後に学生が熊本キャンパスへ移ったため、人手が足らなくなりました。7月下旬から9月上旬まで手伝いが必要とのことです。
 【南阿蘇村】農家さん2017.7.21    
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地震でハウスが損壊。畑の波打ちにより、ハウスの移転を余儀なくされました。
9月より定植時期になりますが、架台と船の固定、土を入れる、ビニールをはめ込むなど、様々な作業があります。コンテナハウスの内装といった依頼もあります。
 【南阿蘇村】南阿蘇オーガニックさん  2017.7.21 
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震災により水路が破壊されて作るものが限られています。
畑の土手が崖崩れを起こしていて、修理依頼はしていますが、依然として手付かずの状態です。

8月くらいには、菊芋の茎を1mくらいで切断して、成長を促す作業があるそうです。
また、レモングラス・ハーブ、草抜きなどのハウス内作業の依頼もありました。
雨の日の活動も可能です。