身を寄せ合った
とある家族のこと
Case7南阿蘇村・立野地区
地震で多くの道が寸断されました
所属する行政区の避難所に行くことすら
困難になった人たちがいました。
半壊した家屋に家族で寄り添って
カセットコンロで調理をして
大事な飼い犬も一緒でした
近くに避難所があっても
配給があってもそれは違う行政区
支援を受けようとは思いませんでした
気持ち的に行けない 行きづらい
大津市の避難者であふれている
行政としても受け入れできない理由がある
だれを責めることもできない
大雨で土砂崩れが起こり
今は大津のアパートに避難
通いで飼い犬の面倒を見る毎日です
恐怖→混乱→実感→諦め→絶望→決断
被災者が歩んで来た道のりです