【活動報告】10月28日 宮の原フットパス

投稿日:2018年10月29日 更新日:

コースは春にも催されましたが、その時は「五ヶ瀬町の春といえば枝垂桜」と知れ渡る枝垂桜が満開時期と重なり、参加者に非常に好評でした。なので、秋はどうかなぁ...と少々不安ではあったものの、実に数年ぶりとなる鮮やかな紅葉によって不安はあっという間に打ち消され、またしても大好評、五ヶ瀬の秋を満喫する催しとなりました。

葉っぱもすっかり散り落ち、枝ぶりだけを残す各所の枝垂桜。しかし、その向こうには早くも鮮やかな紅葉が、山肌を覆い出していました。
そんな紅葉にとどまらず、ツバキやバラやケイトウ、季節外れの紫陽花、茶の花までがコースコースに見られ、その都度あちこちで感嘆の声が上がり、参加者のスマホが大活躍でした。
前日に続けて風が冷たかったものの、雲はより少なく、すべての花を青空が引き立ててくれました。

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五ヶ瀬の枝垂桜の源樹ある浄専寺に着くと、そこには目にも鮮やかな紅葉の出迎えがありました。一同しばし、最高の意味での茫然自失、当初の滞在時間を大幅にオーバーして、秋の五ヶ瀬をスマホに収めていました。
春はスルーした三ヶ所神社、シャクナゲに代わり黄色づくイチョウに珍しい亀甲竹を始めとする竹林に感激の連続です。

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現地ガイドの宮本さんと地元有志にNPO五ヶ瀬自然学校のスタッフが総出で、数週間の格闘の末に見事、畑として復活した鳥の巣棚田へ。
人の背丈よりも高い雑草が茂る耕作放棄地だったとは、とても思えないくらいに立派な7枚の畑には、七福神にちなんでそれぞれに名前が付いています。
春から夏にかけては参加者を募ってのトウモロコシ植付け・収穫体験などが実施されています。今は、1枚の畑に立派なハクサイが整然と伸びていました。

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ランチタイムの場へ移動。
すでに前日から地元のご婦人方が腕によりをふるってくださった「宮の原フットパス弁当」が用意されていました。
「このお弁当を食べたくて、申し込んだんです」という参加者がいるくらい、人気の高いお弁当。
お煮しめをメインにむかごおにぎり、デザートに特製羊羹など、わざわざ無添加なんちゃらと偉そうに言うまでもない、正真正銘の超・オーガニックなのです。
食事中のコースの感想でも、ご飯が美味しいという声を多数いただきました。

回を重ねるごとに順調に参加者数を伸ばす「宮の原フットパス」、春の枝垂桜開花期を睨みつつ、来春の日程を定めようと思います。

なお、[フォレストピア・フットパス2018秋]GIAHS「高千穂郷・椎葉山域」を巡る秋のフットパスイベントは、最終となる11月18日(日)まで毎週末催されます。
今週末は1回開催。11月4日(日)に、日之影の大人(おおひと)、出来立てほやほやな最も新しいフットパスコースです。

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