平成27年12月に世界農業遺産「高千穂郷・椎葉山地域」に認定されました。
高千穂郷・椎葉山地域である「高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町・椎葉村・諸塚村」は、
連携をしながら世界的価値を生かす取り組みを始めています。
本HPでは、集落ごとに取り組まれている様々な、
農業、食、自然体験を組み合わせて行う「山楽校」のイベント企画についてご紹介します。

この企画は、2017年に一般社団法人ツリーズム高千穂郷の活動として始まり、
2019年にはNPO法人五ヶ瀬自然学校が受け継ぎ行っています!

応募はこちらからよろしくお願いいたします。

皆様のご参加および応援をお待ちしております。
認定NPO法人五ヶ瀬自然学校 理事長 杉田英治

 

 



田畑や草原は、人が手を掛けて保たれている物で、放置すれば直ぐに荒れた山になってしまいます。
「ヤボ焼き」は草を刈り、その草を焼くことで肥料とし、同時に雑草の繁殖を抑える昔ながらの農業手法です。
そこで雑穀を栽培します。雑穀栽培はすごく手間が掛かります。
ただ、その分出来た時の喜びも大きく、生命力が強いので体にとっても良い食材です。

皆様も是非、雑穀の世界に来て見ませんか?お待ちしております。



2500年前から受け継がれる循環型農法焼畑を行う椎葉村向山で雑穀の栽培から収穫、調理を行います。
雑穀には日本人に必要な栄養素がたくさん含まれています。
椎葉村向山の営みを体感しながら、心も体も元気になりましょう!



夕日の里にちなんだ、果肉が鮮やかなオレンジ色のさつまいもを栽培します。
このオレンジ芋は、糖度が高く、焼き芋に最適!カロテンが多く含まれる健康食品です。
皆さんと一緒に試行錯誤しながら、とっても美味しい焼き芋を造りましょう!
もしかしたら、お父さん用に焼酎も造れるかも知れません!



後継者がおらず、5年間荒れていた「鳥の巣棚田」。
フットパスや世界農業遺産に認定されたことをきっかけに、五ヶ瀬自然学校と地元高齢者で畑として再生しました。
生でも食べられる果物のようなとうもろこし、「スイートコーンゴールドラッシュ」という品種を栽培しています。
地元の方々と交流しながら、五ヶ瀬の自然を感じながら、とうもろこしの植え付けや収穫をしてみませんか?



日本棚田100選の日陰(ひぞえ)の棚田は四億三千万年前の地層です!
そこに、串間沖の海で駆除したオニヒトデを牛糞堆肥に混ぜて作った肥料を入れ、
玉ねぎを栽培しています。それが鬼オンです!つまり、鬼が乗っている!
鬼オンのすぐ後に大豆を植えます。大豆のすぐ後に鬼オンです!
これを繰り返すことで農地が荒れることなく、常に良好な状態に保たれます!
大豆の品種はみさを大豆と申します。
この近くに住んでいた「みさを」ばあちゃんが大正10年に見つけた固有品種です!
それから種をずっと繋いでいる貴重な大豆です!小粒ですがすごく味が濃く美味しいです!
沢山のお手伝いをお待ちしております。


鞍岡中学校は生徒が不足し残念ながら廃校になりました。
そこで「ここままじゃいけない!」と立ち上がったのが鞍岡女子会です。
数年前から福島県からいただいた和綿の種を使っていない畑に植え、
出来た綿を糸にして、更に機織り機や編み物で製品する、「衣の体験」を行っています。
定期的に開催していますので、いつでもお気軽にご参加下さい。

 

特定非営利活動法人五ヶ瀬自然学校
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