令和元年椎葉村「焼畑雑穀」オーナー制度の第1回交流イベントが開催されました!
参加者はオーナー様をはじめ、1日体験の方々の計8名が参加されました。
「椎葉に来てみたい」「山の暮らしを体験したい」「椎葉が懐かしくて」など
県内の他、鹿児島、大分、東京などの遠方から、様々な思いを持って来られました。
◎今回のプログラム
・雑穀の種まき
・昼食交流
・椎葉勝さんの講話
まずは雑穀を取り囲んで、穂についたひえとあわをあやしました。
これが種になります。
昨年度は一枚の広い畑に種を蒔きましたが、今年は2枚の畑で栽培します。
その畑はそれぞれ再生サイクルが違うらしく、自生する植物も異なります。
根が張りやすいけれど収穫量が少ない畑、野ばらやヨモギなど多様な植物が生えている畑。
その2枚に同じように種を蒔いて成長過程がどうなるのかを見ていきます。
種蒔の最初にすることは御神木へのお祈り。
無事に作業が終えられるようお祈りをして、お神酒を頂くのも椎葉村ならではです。
種蒔は椎葉勝さんにご指導を頂きました。
種を蒔いたらクワで軽く土を被せながら、自生している草の根を切っていきました。
慣れない作業で、斜度も結構あったので足がとられそうになりながらも頑張りました。
種蒔を終えた畑を眺めながらの休憩が心地良く、作業途中のお茶がとても美味しく感じました。
一仕事終えた後は、交流イベントの楽しみのひとつでもある昼食。
椎葉村で採れた食材をふんだんに使って、地元のお母さんが手料理を作って下さいました。
どれもこれも、すべて素朴な味でとっても美味しかったです。
アクがない!苦みがない!と椎葉のお野菜に大満足の様子でした。
◎メニュー
・しそとくさぎ菜の混ぜご飯
・たけのことそばのだご汁
・山ふきのおひたし
・山ウドと油味噌
・山菜の天ぷら(マタタビの芽、ユキノシタ、からいも)
・小松菜のしその和え物
・セロリ
昼食後は椎葉勝さんの講話。
勝さんの生い立ちや焼畑への思いなどをお話下さいました。
焼畑をはじめようと思ったきっかけや今後の展開などを聴き、また参加者の方々も思いを語っておられました。
雑穀は美味しくて健康に良い。
それ以上に、焼畑をして雑穀や木を育てることが山や動物にも恵を与えていることを学びました。
参加者の皆様、椎葉村の方々、ありがとうございました!
☆次回交流イベントのご案内☆
日程:7月6日(土)※当初13日より変更になりました
集合:9:30~10:00 焼畑蕎麦苦楽部
オーナー登録者も募集中です!
1回3,000円でお試し参加もできますのでご興味のある方はお問い合わせください。
メールevent@gokase.org
電話0982-73-6366(平日9時~18時)※不在で出られない場合もございます。
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